北風と太陽と

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 九州の方でもう雪が降ったっていうのに、東北の福島、会津はともかくこちらの方ではまだ降ってなくて、何だか申し訳ないような気さえします。でも昨日の朝はこの冬一番の冷え込みだなぁと感じました。放射冷却現象で思いっきり凍てついているクルマも、日が差せばどんどん溶けていく感じ。東北の冬の厳しさはこれからっす‥‥。
 ザクッとしたジャケットを羽織っていたんですが、この寒さだからいよいよダウンのインナーを合体させて出かけました。昨今の800フィル、1000フィル・ウルトラライトダウンのような軽さではないけれど、がっつりとした温かさは頼もしい限り。もう5年くらい着てるけどこれは手放せねぇなぁ。

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 二十四節気の小雪も半ばまで来ました。次は大雪となるわけですが現実的には雪はまだ先の話。希望的観測としてはね。一方の七十二候は第五十九候「朔風払葉(きたかぜ このはを はらう)」になりました。
 たいそう青々とした緑の濃い林だったはずなのに、久しぶりに見上げてみたら勘違いしてしまうほどスカスカになっちゃってた‥‥。意外に青く晴れ渡って、文字どおり北風が木の葉をまんべんなく振り払い大きく舞い散っていました。月末の慌ただしさ、来週はもう12月、正にそういう季節になったんだと感じます。

 それにしても早い、早すぎる、もう12月だなんて‥‥。一週間の長さにうんざりしながら始まる月曜日。でも水曜日も午後になると残り2日だけ‥‥なんて焦り出す。誰しもそういう感覚って少なからずあるんでしょうが、自分そのバランスの悪さがこれまでになく極端で、つまり未だ確固たるペースを掴めてない証拠というか所以というか、結局は金曜日に「今週何だったんだっけ?」みたいな疑問だけで終わってしまう感覚に、我ながらぐったりしちゃうのであります。

 手帳の残りページもだいぶ薄くなってしまいました。ほんとうにダメダメなだけで終わってしまう1年だったのかなぁ‥‥。日々逆風ばかり、北風に打ちのめされっぱなしだったような気もするなぁ‥‥。打ちのめされながらも何とかここまでたどり着けたのは、いろんなところに太陽がちょろっと顔を出してくれたからのような気もする‥‥。
 そうそう、そこんとこは外側も内側もしっかり感謝して評価して、改めて1年を振り返り少しでも良かったところを見つけて新年につなぎたいもんだと思います。
 クリスマスイルミネーションがどんどん取り付けられています。バナーを替えていよいよラスト12月を迎えます。