霎時施

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 油断していたら七十二候は3つも過ぎてしまいました。
 ちょうど1週間前、第五十一候「蟋蟀在戸(きりぎりす とに あり)」の終わりとともに寒露の候は霜降の候へと移るんだなぁ‥‥なんて思って、水曜日からの忙しい週を迎えたのでした。
 その頃に撮った写真がこれなんですが、キリギリスだと思ったのによく見たらツユムシだったのです。同じバッタ目キリギリス科ですが、ツユムシはどこか弱々しいところからその名が付いたのだとか。キリギリスもそんな強そうには思わないけど、秋の夜長に聞こえる鳴き声とか思い出すと、何だかひんやりしてきたなぁなんて感じたりもします。秋もいよいよ終わりを迎えます。

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