秋バテ

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 今日は二十四節気の寒露。季節は立春から3分の2が経過し、いよいよ晩秋の候となりました。紅葉の便りはまだですが、暦の上ではあと1カ月で冬がやってくる。あぁ気がもめるわぁ‥‥。
 ひんやりとした秋の深まり‥‥と思いきや、数日前から何だか湿度が高い。気温もずいぶん高めのようで昨夜は寝苦しささえ覚えました。九州地方の台風はいかがなのでしょうか。何だかさっぱり落ち着きませんね。
 七十二候は第四十九候「鴻雁来(こうがん きたる)」。越冬のため南に向かった鳥もいれば雁のように北からやってくる渡り鳥もいるんですね。でも今年の冬は極寒なのか暖冬なのか、渡り鳥も穏やかじゃないですね‥‥。

 朝露の冷たさというよりは、今日はのどの渇きを心配し、この期に及んでペットボトルの水を準備して仕事に出かけました。買っていって良かった‥‥。それほど冷やさず常温でも大丈夫。

 季節替わりのこういう時季だから体調を崩している人も少なくないことでしょう。昨日も今日も、職員がポツポツと休んでいます。あれから約1週間経った自分も相変わらず頭痛や咳が残ったまま‥‥。
 日曜朝の健康番組、先日は「秋バテ」をテーマに放送していましたが、それがまた自分にピッタリ合ってていつも以上にしっかりメモしてました。夏バテしないようにと悪い生活習慣をさらに悪化させるような生活をしてしまったバツだと反省はしています。
 あれもこれも、改善すべきことがありすぎて、それがまたストレスになってるような気がしないでもありません。悪循環。

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 そんな中、今度は体調不良を訴える家族あり。こちらは秋バテではないんでしょうが、でもこういう時季とか天候がトリガーになったりするんでしょうね。いつものようにかかりつけの町医者に診ていただいて、その結果前回と同じようにでっかい病院を紹介され、その結局前回と同じようにまた入院と相成りました。
 だからあのとき「切ってしまえばいいのに」と思ったんだけど、今回も薬で行くとのこと。というのも、前回・2年半ほど前の診断も踏まえるとやはりどうもそれではないだろうという診断なわけです。
 入院なんか決していいもんじゃないんだけど、1週間ほどのんびりできるのかぁ‥‥と考えるとちょっと裏山にシイタケ。ただ休んだ後のことを考えるとゾゾッとします。

 まぁいずれにしても元を絶たなきゃダメなんですよね。結局2年半以上経ってこうしてまた出てきちゃう。自分も、悪循環だとは思ってもまず何かひとつでもクリアしていけばいいことなんだけどなぁ。
 冬が来る前に‥‥この10月にはそんな思いもありそうな気がします。何でもかんでも集中してしまう。バテて当然という気がしないでもない。バテない秘訣は、楽しいこともイヤなこともほどほどにですょね。
 今になって思い出すのは、無理せず急がずじっくりゆっくり「漸進」しようってキーワード。どんなことも一朝一夕にはできっこないんだからねぇ。季節や天候に関わらず粛々と‥‥そうだったそうだった。