研修するということ

130904

 3日間まじめに・しっかりと研修を受けたので、予定どおり缶詰のフタを開けていただきまして、本日帰ってまいりました。
 最終日の今朝は(も)ちょうど日の出の頃に目を覚まし、福島の鮮やかな朝日を見ることができました。このあと天気は急変して曇って降って晴れて曇って降って晴れてを繰り返していたようですが、いずれにしても福島は暑いっす。でもそういう施設ですから実際の外の様子はあまり‥‥ある程度の冷房もあるし‥‥。
 ま、こういう景色を見ますとね、さぁ最終日頑張りましょうと思うわけです。

 自分は出かける前にこんなことを言って(書いて)いました。

 この研修に限っては、こんな歳になって3日間も缶詰状態で受講するって‥‥というのが正直な気持ちです。とても大切なことだから是非にと思うのも事実。自分の仕事というものを考えると、もっと早い時期に受講すべきだし、今だったら自分なんかよりもずっと若い人たちにその機会が与えられたらなぁと心から思います。
 そんなことを考えながら宿題をまとめていたのですが、これが意外に手こずったりしましてね、あぁやっぱり勉強してこなくちゃならんのだわなぁと納得せざるを得ない自分‥‥。

 研修の詳しい中味までは知らないのであくまでも推測の域だったのですが、正にそのとおりだったと今になって驚いています。研修直後だからなおさら強く感じるのかもしれませんが、現在の感想は次のようなこと。

 (1) おじいちゃんにはちょとつらい3日間。ハイペース。やっとやっと‥‥。
 (2) 今さらという気持ちだったが、マジその気になった。受講してよかったぁ。
 (3) 自分の職種以外はホントにみんな若い。若い人たちにこそ学んでほしい内容。
 (4) 短時間でコンパクトにまとめることの難しさを改めて痛感。手帳整理からだな。
 (5) 内容はもちろん、人と人とのふれあいにも感謝。グループ員いいメンバーだった。

 息つく暇もないくらいの研修です。どんどんまとめて発表しての演習が続くわけですから。でも、然るべき時刻には終わってそれ以降は基本的にゆっくりと時間が流れます。
 そのゆっくりとした時間に、見ず知らずだったメンバーとささやかに飲みながら仕事の悩みからプライベートまでけっこうしゃべって、本来はぜんぜん違う立場だと思ってたんだけど意外に共通点を見出して一層懇意になって、普段ではあり得ないけど日常の仕事にものすごく役立つコミュニケーションを図ることができる、あぁ研修するってこういうことだったんだよなぁって、原点に立ち返ることができたような気になったりもしました。
 そうそう、研修って単純に高いもの高いものを目指すだけじゃなくて、忘れていたあの感覚を思い出すとかその頃に戻ってみるとか、部分的だけど一回リセットしてみるとかして、そのうえで今の立場から再考することでもあるんだよなぁって考えたりもしました。

 ともすれば、流れに任せるままになってつい遅くまで仕事をしている場合もあります。単純に遅くまで残ることが習慣化している場合もあります。あえて自分の逃げ道を作るために趣味を持つことだとも言ってたなぁ。そのあたりを見直してメリハリのある生活にしていくことも大切なんだよね。わかっちゃいるんだけど‥‥。

 3日間の留守の間に、もうギリギリになってる仕事も出てきているようです。何はさておき明日はそれを片付けることから始めなければならないようですし、となるとまた以前のペースになってズルズルと‥‥と危惧するというか現実に戻されるであろうことは容易に想像できます。
 そのまま「致し方ない」と捉えてしまったら想像どおりズルズルなんでしょう。が、きっと「脱し方はある」と考えれば道は開けるんじゃないかと。でもそれを一人で考えるしかないから、いや、誰かに声をかければ、リアルにつぶやくだけでも、道が複数見えてくるのかもしれないですね。そういうのもメリハリなのかもしれないなぁ。
 要は意識の問題。そう、意識改革の研修でしたから。うわぁホントにポジティブだぁ。だいじょぶか? 続くか? 感化されやすい性格‥‥。エンストしないよう適度なスピードで走らんとなぁ。