も もぅ‥‥

　梅雨明けして数日雨続きでしたが、ようやく夏らしい天気になりホッとします。と思ったら、午後から突然雷が鳴り出して大雨に見舞われました。しかし雨の時間は20分ほどでしょうか、何事もなかったようにまた夏の空に戻って、改めて梅雨が明けたんだと実感します。
　こういう雨こそ「大雨時行（たいう、ときどきにふる）」なんでしょうが、それは夏の終わり頃の話。今日はもう立秋ですからねぇ。午前中、気温の割には暑くないなぁ、やっぱり秋なんだなぁと感じていたんですが、午後の一雨のあとはもう真夏の蒸し暑さでした。正に季節の変わり目です。も、もぅ 秋ですか‥‥。

　お昼を食べに出かけた際、たまたま桃園の前を通ったのですが、おじさんが暇そうだったので帰りに寄ってみました。ラーメン食べながらあれこれ考えたんですが、何と言っても秋の味覚・果物王国ふぐすまでありまスから、こごはまズ地元が味わっておがねぇど‥‥という結論。

　収穫された桃がたくさんカゴに並べられています。好きなの取っていいよと言うのですがどれもかたい‥‥。自分はどっちかと言うとやわらかい桃がいいのです。でもそういう種類だから仕方がないし「どっちかと言うと」だし、結局のところ甘ければいいので、赤っぽいのを数個選んで、帰りがけに枝になっているものを写真に撮りました。自分としてはこれが一番おいしそうに見えました‥‥。(^^ゞ
　※さらにおいしそうに見えるよう写真を少々加工しています。

　結果はホニャララだったのですが、まぁ季節の走りというのはそういうもんでしょう。同じ福島でもいろいろですから、この話はあまり参考になさらずに、ぜひ福島の秋の果物を御賞味くださいませ。もも、ぶどう、なし、そしてりんごとすすんでいきます。

　さて、桃を食べ終えこうしてブログ記事を書いていると虫の音が聞こえてきます。これも昨日までとは違う秋らしさ。
　七十二候は「涼風至（すずかぜいたる）」です。真夏日ではあっても熱帯夜じゃなくなってくる。涼しいってほどじゃないけど、たぶん朝晩は何となくその土地土地の秋らしさを感じるようになってくるんでしょう。
　振り返ってみれば短い夏で淋しいような気もするんですが、残暑を愉しむくらいの気持ちで過ごしたいものです。

　今週がんばればけっこう長いお盆休みモードです。っていうか、お盆休みになってしまうというのにどうしましょう‥‥だなぁ。そして休み明けの週につらい３日間が待っている‥‥。
　まぁそれはそれとして、せっかくの休みだもん、残暑とお盆を愉しむざんしょ。