正しぐ生ぎる

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 三連休初日、土曜日の夕方、もうそろそろ飲み始めてもいい時刻なんですが、定期通院に合せて検査が入っていて、小雨の中とぼとぼ出かけます。そんな時間帯しか予約できなくて‥‥。
 郡山はこっちと比べて雨が強く、そのせいかどうかはともかく市内に入っていくとやや渋滞気味。バイパスが開通してずいぶん時短にはなったんだけど、遅れないだろうかとちょっと心配になります。
 が、どうにか間に合って受付をすると「検査が少し遅れておりまして‥‥」とのこと。ホッとするやら、雨が強まりそうで気がもめるやら。でも心配すると血圧上がるからのんびり待つだけです。

 看護士さんがなぜか名前で呼ぶのです。これまでずっと名字だったのに。ひろまるさんちょっとお待ちください。ひろまるさん間もなくです。ひろまるさんこちらへどうぞ‥‥。
 職場も含めて日常的には確かに「ひろまるさん」なんだけど、看護士さんにそう呼ばれると何だかこそばゆい。知ってる人だっけ?と、顔をまじまじ見てしまいましたがやっぱり知らない。いや、毎月拝見してるから知らない仲じゃないんだけど。
 最後に診察です。こちらは別の看護士さんが担当なのですが、名字で一旦呼び次にフルネームで呼ぶ確実システムのようでした。いつもどおり。前の人が呼ばれて、さぁ次は自分だと思っていたら、何だか飛ばされたっぽい‥‥あら‥‥。
 「ナントカさん、ナントカひろまるさん」。もしこの順で行くとしたら次に並んでるあんたじゃねぇの?的に隣のおじさんをチラ見するんだけど、どうやらナントカひろまるさんではなさそうなのです。
 そう思って看護士さんの方を見直すと、ハイあなたですよって顔で見てるんですよね。瞬間的にナントカじゃねぇしって顔になったと思うんですが、またその瞬間今度は看護士さんがあぁやっちまったぁ‥‥って顔で「あ、ナントカじゃなくてカントカひろまるさんでしたね、すびばせぇん」って話。そこはほら、笑って終わるわけですよね。
 受付番号で呼び出されたり、待ち時間が長かったり、それで憤慨してとっとと帰ってしまう人も世の中に入るんでしょうが、えらぐなくとも正しぐ生ぎる‥‥ですからね。

 さて、話はまったく変わります。終わったのは夜7時頃。雨はほとんど止んだみたい。意外にまだ明るい感じもしますが、走り出すとまた少しずつ降ってきて運転疲れます。驚いたのは無灯火の車が意外に多いこと。ハッとする。危ねぇって。それも疲れる要因。
 雨や霧の時は乱反射するからフランスなどではイエローバルブが主流でしたね。日本でも一時流行りましたっけ。暗いけれども特に霧の時は威力を発揮します。今は白いHIDだったりしますが、青に近いヤツも少なくありません。雨の日たいへんだろうなぁ。それで自分のライトは点けない方が見やすかったりして‥‥。それは正しぐねぇな。

 やがてものすごい雨になりました。滝に打たれているよう‥‥。信号で止まって反対車線を見ていると煌々という青白い明かりが近づいてきます。最初の写真。やめてくれぇと思いながらすれ違うと、逆にまた無灯火の車が。あぁ‥‥正しぐ生ぎましょう。

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 三春に戻ってくると、雨はだいぶ小降りになっています。夜7時半、三春は人っ子一人歩いていない、車さえ1台も走ってねぇ‥‥と思い笑いながら撮ってみたのですが、なんと対向車1台近づいていました。だから何で無灯火なのぉ‥‥。