あくせくとただただ仕事に追われるばかりの毎日でしたし今も続いているんですが、そろそろ精神的にもヤバイんじゃね？とか思うようになりまして、この週末は自分なりに一旦完全放電することにしました。
気がつくともう１カ月以上ウォーキングしてなかったんです‥‥。カメラも感覚を取り戻すのにちょっと時間がかかったりします。えーとえーとなんて少し考えながらファインダーを覗く始末。
いつもより寒いのにいつもより早く桜が咲いてしまったというのは頭の中にあるんですが、季節はもう春なんだという認識ではなくて、すっかり変わっていた風景や草花の様子にちょっと驚きました。
若葉には早いですが少しずつ木々の緑がさわやかになりつつあるようです。桜の花をメインにと思って歩き始めたのですが、まるで飴細工のような新芽にいちいち反応してしまいます。風がまだ強くてなかなかピタッと撮れず時間ばかりかかってしまうのですが、今日はもうのんびりでいいやと風が止むのを待ちます。が、何だかピントが合わねぇなぁ‥‥。
春と言えばヒメオドリコソウ。自分はね。こういう様子を見るとあぁ春なんだなぁって感じます。ツクシだったり最初の写真のオオイヌノフグリだったり、そうした草花を見ると気持ちが落ち着きます。野草に興味があるとかじゃなくて、季節的な安心感みたいなもんですかねぇ。
やっぱり休んで自然に親しむ時間を確保しないとダメですな。
季節が変わればカワセミにも会えるだろうと思って、いつものポイントを二度三度往復のローラー作戦です。が、やっぱり今回も会えずじまい‥‥。メインにしている堰跡のところはいろんなゴミで雑然としていて少しガッカリしました。
川を覗き込んでいたら小さな黒い影がサッと横切るんです。もしやと思ったらツバメでした。もうツバメが来てたんだ。青空を悠々と飛び交う様子は、もう次の季節を予感させるものですよね。
農作業も始まります。そういえば田んぼに水を引くために川を少し堰き止めるようになるんですよ。すると川魚が棲み留まるようになるんですよ。そうすると餌を捕りやすくなるからカワセミもやってくると。そうかそういうことか‥‥。
さてさて、久しぶりにいい天気の週末。外に出たいけど出たらパニクるげん。網戸越しの春の風がとても香しいっす。大したことでもないのですが、何かいた！何かいた！とシッポを太くして駆け回り、またのんびりと外を眺めながら春の薫りを楽しんでいます。
