ウォーキング納め

　東京でずいぶん歩いてきたからと油断していたわけではないんですけど、今日は約4週間ぶりのウォーキングでした。
　12月になった途端に厳しい冬の天気が続いていましたが、雪道を歩いて写真を撮るって今季初めてなんです。だからできればまだ足跡のないところを歩きたかったのですが、もう10時過ぎてるんだもんそりゃ無理ってもんですよね。
　でもこういう足跡を見ると、あぁ人は天気に関係なく生活しているんだよなぁっていつも思うんです。まっすぐ歩かないでゆっくりゆっくり蛇行しながら歩いているんだって思うんです。そう思うことがなんだか楽しいので、足跡があってもそれほどガッカリしません。

　この足跡、あっち向きもこっち向きもあるのですが同じ形。そっちの道からやって来たから‥‥ははぁあの人だなとわかりました。いつも頂上で折り返してくる方です。ってことはその先は未踏状態ふふふ。
　なんて見上げる空は久しぶりにスッキリした青空。気持ちいいですねぇ。気がつけばすっかり葉は落ちてしまっていかにも冬の木立です。
　昨日までとにかく寒かったから、最もヘヴィデューティーなダウンパーカーを着込んでいったのですが、手袋しなくても手が冷たくないの。少し歩いただけで暖かいの。それくらい暖かな日でした。かと言って脱ぐほどではないんですけどね。

　だから、うっすらと積もった雪が見る見る溶けていきます。木の枝に積もった雪もどんどん溶けてきます。頂上を過ぎてさぁ誰も歩いていないぞと喜んだんですが、もう雨のようにパラパラパラパラと雫が落ちてきて、夏頃の雨より始末が悪い。
　葉が生い茂ってると雨水は葉から葉へ伝っていって木の外側の方に落ちますから、林の中は意外に雨よけになったりします。寄らば大樹の陰ってヤツ。でも葉っぱがないこの時期はそのままポタポタだからダメだねぇ。カメラとレンズ、防塵・防滴仕様だけどやっぱり心配しちゃう。

　カメラといえば、E-620まではファインダーを覗き込んで撮っていたのですが、EM-5になってからだんだん液晶モニターを見て撮るようになっていました。E-620は液晶モニターが今どき仕様じゃないというのもあったんだけど。
　でも、久しぶりにカメラを持ち出したら普通にファインダーで撮っていました。どっちがいいとか別にないと思いますが、今の液晶モニタは大きくて精細だからこういう小さいモノなんかにピントを合わせるときは特に、見やすい液晶モニターがいいですね。これ撮るときに気づいたんです。あ、ファインダーだったって‥‥。

　さてさて、久しぶりに歩きましたけど今年はこれでウォーキング納めだろうと思います。だから川沿いも歩いたんですがカワセミは空振り。だからお城山にも登ったんですがその頃にはもう曇り空でどんよりとした眺望‥‥。
　でもそれはそれ。またいい景色を見たいし、カワセミにも会いたい。ブログ更新の原動力は何と言ってもウォーキングとカメラなんですが、次の楽しみができました。今年はこのへんで一応の区切りとしたいと思います。適当に更新するとは思いますけどね。
　１年間ほんとうにありがとうございました。皆様良いお年をお迎えください。