仕事納めそば

121228a

 ここ数年仕事納めの日はそばを打ってって職場で茹でてみんなで食べることにしています。年越しならぬ仕事納めそば。前日からそばつゆを仕込んで、今回は箸休め的に何か一品あった方がいいと思い、いかにんじんも仕込んで持っていきました。
 今回はさらに「じゃぁ天ぷら準備するから」とボスからエビやアナゴ、かき揚げなどをご提供いただき、ちょっと食べるつもりだったのにすっかり普通の天ざる8人前コースという豪華版になりました。

121228b

 そば打ちもすっかり疎遠になってしまい、ほぼ1年ぶりなもんですからかなぁ〜り不安だったのですが、自分としては意外に、まぁそれなりですけど、いいそばが打てたような気がします。
 以前は大きく伸していって薄くうまくいったら大丈夫かもと思っていましたが、そばをこねて丸い玉にした段階でおおむね結果がわかるような気がします。それはその前の段階、水廻しをしながら次第にゴロゴロの玉ができてくる頃の硬さ軟らかさの具合でわかるような気がするから、けっこう早くにいろいろ判断できるようになってきたのかも知れません。いやぜんぜんまだまだなんですけどね。
 できるだけ細く切れるようにというのも目標なんですが、このあたりはやっぱり何度もやらないとダメかもだなぁ。幅も一定じゃないし‥‥。年越しのそば、頑張ります。

 まぁそれはともかく、去年と同じなんですが、仕事納めのそばをみんなで食べるといつもとは違ういろんな話が出てきて、それがいろんな意味でプラスにはたらくような気がします。
 今年はどうだった、来年はどうする、そんな話はひとつも出てきません。出てほしいとも思わなくなった。それぞれが考えればいいこと。考えるときに、そばを食べながら話したたわいないあれこれを、もう一度自分で咀嚼してみることが大切だと思うんですね。そこが人の伸びしろ。
 仕事って結局のところ人と人とが協力し合うことだから、いつもとは違う観点とか嗜好だとか、ちょろっと見え隠れする人間性などに気づくことが、いざという時の力になるんじゃないかなと思うわけです。まぁそりゃ飲み会なんかも似たようなもんですけどね。

121228c

 また来年も‥‥なんて思わないでもないですが、そうは言ってもこの職場も今年度限りです。仕事納めに手打ちそばを食べる職場なんかそうそうないですよね。先日はスモークチキンを作ってきた職員もいました。これはうまかった。ビールほしかった。その前にローストチキンもあったな。シフォンケーキ、栗ごはん、まだまだいろいろあったなぁ。
 この時代、何をしてるんだと思われるかもしれませんが、こういうことが大切なんだとホント思うね。もちろん食べることだけじゃなくて。そうしてここ数年乗り切ってくることができたのも事実だし。こんないい職場がなくなってしまうのはホント淋しい限りです。仕事納めそばも今回限りでしょう‥‥。

 とにもかくにもそんな仕事納めをして区切りとしました。仕事は山積していますが、あがいてみても始まらないので今夕から年末年始モードです。年賀状だとか掃除だとかいろいろあるけれどそれは明日以降。
 かあちゃんは忘年会とのこと。子どもたちはそれぞれ仕事だかプライベートだか遅くなるみたい。ってことは、うふふ、居酒屋自分ちのグダグダなひとり忘年会をこれから始めます。明日の朝どうなっていることか‥‥。

“仕事納めそば” への3件の返信

  1. はい、いいね!いただきました。
    今年も大晦日がやってきますなぁ。
    それはそうと、papaさんはこういうグダグダなひとり忘年会とかしないですよね。
    普通しないよね‥‥。腹パンパンになって、オレ何してんだろうって思った。
    バカだなぁって思うんですが、またすぐ忘れてしまうの‥‥。

  2. ひとり忘年会をしようとすると、大晦日になっているので・・
    いやいや、その前の休日にも出来るのですが、年末の体調を万全にと思うと無理が出来ません。
    普段休日の居酒屋自分家でその様なことをやっています。
    「ラーメン食べ納め」へ、つづく。

コメントは受け付けていません。