寒露

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 今朝はずいぶん気温が下がったんですね。我が家ではついにストーブ稼働しました。そこまで寒くはないと思うんですけどねぇ。今日は寒露、いよいよ本格的な秋が始まるわけです。
 これまであまり見かけなかった秋らしい色が目立つようになりました。秋のやわらかな陽差しが朝露の瑞々しい葉を一層鮮やかに映し出しています。こうなるとカメラも撮り甲斐があると言いますか、俄然張り切ってしまいウォーキングどころではなくなってしまいます。

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 秋の長雨も一段落、寒露の頃は天候も安定するのだそうですね。降水確率0%はずいぶん久しぶりのような気がします。こんな日はドライブにでも行きたいもんだと思わないでもないですが、人混みとかあまり好きじゃない自分としてはこうしてのんびりした方が楽でありまして‥‥。

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 それにしてもクモの巣が多くてイヤになってしまいます。あっと思ったときにはもう囚われの身になってしまいますが、朝露はそのトラップをこうして「見える化」してくれるからありがたい。でもこれくらいだとあっという間に蒸発してしまいますね。
 もうちょっと、たっぷり朝露が付くとクモの巣もでろ〜んと垂れ下がり、たぶん修復不可能になるんじゃないかな。クモの巣ももう少しの辛抱と言ったところでしょうか。季節はそうして移っていくんですね。

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 たっぷりの朝露をたくわえていた葉っぱもありました。量よりも水のはじき方なんでしょうけれど。こういう写真が撮れると何だか嬉しくなります。マクロ撮影は微妙なピント合わせだから、ピタッと止まれない自分は三脚必須と思うものの、携行するのはやっぱりめんどうで‥‥。それはともかく新登場のマクロレンズほしい‥‥。

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 ごく普通の落葉だと思うんですが、見事な皿のようになってるものがありました。小動物はこういうところでのどを潤しているんでしょうかね。ドングリの実やクルミの殻が近くに落ちていたりするからなおさらそんな気になってしまう。そんなに水は飲まないか。

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 さてさて、この季節はコオロギも鳴き止む頃だそうです。でもバッタなどはだいぶ見かけますね。稲刈りも盛んですが田んぼのイナゴは相当な数ですよ。
 カマキリもたくさん見かけます。今日はコイツが通せんぼです。あっさりまたいでしまっては大人げないので、同じ目線でにらみ合ってみました。首をねじるようにしながら「おぅ‥‥」とか言ってるっぽいのですが、でっかい一つ目にはかないそうもないと思ったらしく、そっと道を譲ってくれました。

 あっという間の三連休。改めて年度後半のスタートだなと思います。いろいろありましてこれまで以上のスピードで過ぎて行ってしまいそうな気がしています。無理をするつもりはないのですが、無理をしないと乗り越えられないような気もして、始まる前からかなりの弱気モード‥‥。
 乗り切るためには早めのパブロン、いや早め早めに、毎日少しずつ、それがなかなかできねぇんだなぁ‥‥。

“寒露” への2件の返信

  1. 私は昨日、初金木犀を観測。
    秋ですねえ。

  2. 金木犀、こちらは今たけなわ、プンプンしてます。
    ついこの前までの暑さがウソのよう。

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