野分のまたの日

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 ウォーキングかサイクリングかちょっと迷ったんですが、写真も撮りたかったので午後から少し歩きました。平日にこうしてのんびりするのはなぜか気持ちが良いのですが、一方でそれが何だかちょっと申し訳ないような気もしたりして‥‥。
 衣替えとは思えないこの天気、少々なつかしくもありましたが、時期も時期ですしもうそろそろ落ち着いていただいてけっこうなんですけどねぇ。

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 愛宕神社、イチョウの実がずいぶん落ちていました。これは野分の影響だからまだいいんですが、このあと完熟して自然に落ちてくるともう匂いがねぇ。足の踏み場もないくらいになるともうたいへん。
 林の中には枯れた小枝がたくさん落ちていました。ドングリもずいぶんあったな。台風にしてはそれほどでもないか。
 たったそれだけのことなんだけど、久しぶりに天気が良くなったことも加算されて、妙にワクワクしちゃってる自分。それだけで楽しめるんだからシアワセなヤツです。

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 そしてふと見るとオンブバッタ。これもワーイワーイとか喜んでしまう。トノサマバッタも勢いよく跳んでいました。見上げれば電線にたくさんの赤トンボが留まっています。写真には収められませんでしたが久しぶりにカワセミも確認できました。
 別に昆虫が好きなわけでもないし、植物に詳しいわけでもありません。高い山に登ったり深い山に分け入ったりするわけでもない。ただ、ごく普通に季節季節の自然を感じられること・意識できることがシアワセなのかもなぁと思って歩いてきました。

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 電力会社の方が点検に歩いていました。電柱に登っててっぺんで作業をして降りてくるまでずっと、ついつい見入ってしまったのですが、こうしたインフラのメンテナンスはホントにありがたいことです。
 原発はないに越したことはありません。だけれど現状では否定しきれないというのが正直な気持ちです。原子力に替わる安全な発電の開発を切に願うばかりなんですが、台風の暴風、この夏の猛暑というか熱、ゲリラ的な豪雨などなど、どうか効率的な発電・蓄電に結びつけてほしいものです。