暦の上では

120927

 昨日も書きましたけど、秋分の頃から一気に涼しくなりました。朝夕はもう「寒い」と言った方がいいくらいですよね。
 暦の上では、秋の始まりは「立秋」。そこから半月ほど経つと暑さも落ち着く「処暑」になります。「処」は落ち着くという意味があります。さらに半月、秋になって一カ月も経てばだいぶ涼しくなって草花には朝露も見られます。この頃を「白露」って言います。そんな風景が目に浮かぶようです。そして「秋分」を迎えるわけですが、字のとおりちょうど秋の真ん中あたり。昼と夜の長さが同じくらいの時期でもあり、これ以降は秋がどんどん深まるわけです。白露から一カ月ほど経つとかなり冷え込むようになりますが、その頃を「寒露」と言います。そして立秋から二カ月半、いよいよ霜も降りるようになる「霜降」を迎え、おおむね三カ月間の秋が終わるわけです。暦の上ではね。

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