さくら湖マラソン・2012

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 昨年は東日本大震災&原発事故の影響などで開催できませんでしたが、2年ぶりの大会・初夏の三春路に大勢のランナーが汗を流していました。
 三春もそろそろ梅雨入りかと思っていましたが、昨日東北南部も梅雨入り宣言があったんだそうですね。昨日のような雨だったらどうしようと心配していましたが(カメラがねぇ)ときどき霧雨が降る程度。でもカッパ着てった‥‥。蒸れるかと思ったけどそうでもなかった。ランナーにとってはまずまずのコンディションだったかな。

 いつものとおり参加する生徒たちの応援がメインなんですが、みんなよく頑張ったなぁ。部活の練習を兼ねてみたいなところもあるんだけど、完走証をもらって参加賞をもらって運が良ければ景品ももらって最後に豚汁も食べて、つらくても楽しそうではあります。

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 さくら湖一周の部スタートの様子。いやぁホントにカラフルになったもんですねぇ。そして楽しそう‥‥。
 もう30年も前の話ですが、自分の場合は順位やタイムを競うためのレースでしたから、楽しむという感覚ではありませんでした。それを目標に練習して臨むからみんな速いの。プレッシャーだけ。思い思いのシャツやパンツではなく、当たり前だけどユニフォームだからそんなにカラフルじゃなくて、ただただ重い重いものがのしかかってたんだよねぇ。実際「完走目標」なんて人はほとんど出てなかったもん‥‥。
 でもその頃から市民マラソン大会も増えてきたんだよなぁ。長距離を楽しむという人が増えてきたんでしょうね。自分はもう終わった感もあり二十代半ばで早々と終わりました。
 でも、こうして走っている様子を見ると、ガンバ、ガンバ!って言ってる側じゃなくて‥‥って思いますね。毎年のことです。なつかしい‥‥アイツもアイツも走ってる、数年前から走り始めたという年上のおっさんだって元気、わぁあんなおばちゃんだって‥‥。なんて思っていると、地元の旧友に「カメラ持ってる場合じゃねぇべ」なんて言われるし‥‥。
 今でも走ることは決してキライじゃないです。走りたいという思いは少なからずある。何となく不安なんだね。ただそれだけ‥‥。

 人間何でも3年やったらだいたいのことはできる‥‥なんていつだったかラジオで誰か言ってたなぁ。石の上にも三年か‥‥。ひぃひぃ言いながらもみんな楽しそうに自分の前を通過していくんです。順位やタイムを競う必要はないんですよね。もちろん自分の設定タイムには挑戦しているんでしょうけれど、そういう目標を持ち実際にチャレンジするっていいなぁ。でも3年も意識をキープできるかというと‥‥。この出っ腹か‥‥。