雪の滝桜

　雪かきの後はウォーキングの気力はなくなるだろうと思っていましたが、昨日のうちに娘がかなりやってくれたし朝は息子が手伝ってくれたから意外に早めに済んでしまい、まだ間に合うだろうと車を走らせて滝桜へ行ってみました。
　やや曇りがちだから雪をまとったままでよかったんだけどちょっと暗い‥‥。でも８時前くらいから約１時間断続的に薄日が差し青空も見えるなどして、まずまずの写真が撮れたような気がします。

　手前の歩道の足跡を見ればわかるように、けっこうな数のカメラマンが来ていました。その人たちが写り込んでいないのは、だいたい同じ場所から撮ってるから。笑

　皆さん雪が降ればおいでになっているらしく、たぶんこの雲が切れるから、青空をバックに撮れるからと、何となく世間話とかしながらシャッターチャンスを待っているんです。
　今回の雪は湿っていてベタベタとくっつきやすいから、山も野原も真っ白な風景が広がりました。滝桜も同様で、寒い時季のサラサラした雪は全部落ちてしまうから、この時季にならないとこんなふうにはならないんだそうですね。おじさんたちの話だと。
　ただ若干多すぎるような気もするなぁ。

　これ以上の雪だったらまた上の方の枝がポキリと折れてしまったかも知れない‥‥樹齢千年とも言われる巨大な老木。それでもこうした樹勢を保っていられるのは枝垂桜だからでしょうね。雪の重みをうまく逃がしているんだなぁ。ムキになって反発したってダメなんだよなぁ、うまくかわしていかないと‥‥なんてちょっと思うところあったりしてね。

　もちろんこの桜の管理を町がしっかりやっているというのもあります。何と言っても町一番の大切な観光資源ですから‥‥。いえいえ、御殿様の時代からずっと大切に守られてきた桜なんです。でも千年前と言ったら平安時代なんですよねぇ‥‥。(^^;
　まぁそれはともかく、今もってこれだけの勢いですから、春にはまた艶やかな花をまとった姿を見せてくれることでしょう。震災の影響で訪れてくださる人も激減した昨シーズンでしたが、今年はぜひ滝桜を見に来てほしいものです。大丈夫、さすけねぇ。
　さすけねぇ‥‥って‥‥そう言えば‥‥。