TEPRA App、使ってみた

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 キングジム、実は SHOT NOTE 使ってないです‥‥。手で書いたメモ、必要なら貼っておけばいいじゃんと考えるようになってしまってねぇ。
 そのキングジムから次の iOS アプリ「TEPRA App」が登場しました。iPhone や iPad からテプラできちゃうものです。ただし、テプラ本体は、PRO SR3700P/SR3900P か Grand WR1000 が必要。さらに、 Apple のワイヤレスルータ、AirMac Express/Extreme か Time Capsule も必要。ちょっと条件厳しいかもだな。
 んでも意外に自分それが揃ってたりするもんで、さっそく代表して使ってみました。

 まずテプラを USB ケーブルで AirMac につなぎます。準備は基本的にこれくらい。もちろんテプラテープとかセットしておかなくちゃなりませんよ。
 ただね、AirMac なんか普通は部屋とか家の隅っこなんかに設置しません? そんなところにわざわざテプラをつなぐ‥‥ウチでは微妙に不自然ですが、まぁそれはあまり突っ込まないことにします。

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 イラストも取り込めたりしますので、まぁこんな懐かしいヤツをね、ちょろっと描いて iPhone カメラで撮っておきます。
 だいたい正方形くらいにトリミングされますので、画面いっぱいになるように撮っておくのがいいでしょう。絵が小さいとピント合わせがつらいのでやや大きめに描くのがポイント。でも多少ぼけてもどうせモノクロのドット絵になりますので、あまり気にしなくても大丈夫。

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 さて、いよいよこのアプリを起動します。最初の画面上部にプリントイメージが表示されています。まずはテキスト部分をタップして文字の編集をします。
 もちろん日本語OKですが、フォントはやや太めのゴシック体(ヒラギノW6?)固定です。明朝体とかまるもじとかありませんのでご注意を。

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 次にイラストを取り込んでみましょう。たくさんのジャンルから選ぶこともできますが、写真アルバムから呼び出すことも可能です。さっき撮ったイラストを使ってみましょう。

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 指定した写真が、自動的にモノクロイラストに変換されます。しきい値をスライダーで調整することができます。一般的な写真などは誤差拡散やスクリーントーンで、モノクロ写真風の変換も可能です。

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 QRコードも追加できます。コード化するデータを入力すると逐一自動生成されます。ただし、かなり小さなものになってしまうので、読み取れない場合もあるようです。とりあえず12mmで作ってみましたが、自分の iPhone ではダメでした(アプリ次第でしょうか)。娘のケータイでどうにか読み込んだ感じ。18mm以上のテープが推薦のようです。

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 これでおおむね完了です。最初の画面ですが、文字サイズやイラスト位置を指定できます。変更すると上部に表示されるイメージにすぐ反映されます。スクロールしてみることができます。
 画面下部に接続されているテプラが表示されています。接続できていないと緑ではなく赤いランプが点灯して「テプラが見つかりません」と表示されます。
 準備完了、左下隅のプリンタアイコンをタップすると印字されます。

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 つーことで、こんな感じのラベルができました。
 パソコンにつないで利用できるというので買ったんですが、集中してそれなりの数のテープをプリントするときはまずまず便利でも、通常ちょっと使うのには不便であまり使わなかったんです。
 でも、これは細かく説明するほどめんどうなことはなくて、ちょっといじればすぐわかるアプリだし、だからちょっと使うのには便利だと思います。編集内容を保存しておくことも可能ですし、保存しなくても(ある程度は?)履歴から呼び出すことも可能。テプラテープ好きにはぜひ!ですね。