新しい手帳に備えて

110926

 ノートはそこに何かを記してなんぼ。あれこれ考えずにまずはその都度とにかく書き込んでおくことが重要だと思っています。
 次に大切なのは記録したその情報をいかに活用するか、活用できるかということなんですが、残念なことに自分はそこが大の苦手でありまして、正直なところ書きっぱなし状態なんですよね。これではノートの意味が半減してしまうので、今後はそれらの細かい情報を何かを基にうまくつないでいきたいもんだと考えているところです。

 今は「連携」がキーワードだと思っています。人の連携はもちろんなんですが、ちょっとしたメモなども有機的につないでやれば立派な文章になっていくでしょうし、アイディアがつながっていくことで新たなライフハックも生まれてくると思うのです。思うのですができていない‥‥。
 元来、自分はそうと決めたらテッテイ的にやらないと気が済まない性格である反面、めんどくさがりなので非効率的と思ったらさっさと別の方法にシフトしてしまうタイプ。良く取ればどんどん効率化していく、でも逆に考えると長続きしない。実を言うとだいたいのことは後者なのです‥‥。

 少しずつ片っ端から書いている情報は、自然と時系列での整理ができてしまうものですが、紙に書いてしまったそれを分類して整理するというのは難しいものです。そんなアナログな方法をデジタル的に管理してくれるのが例えば Evernote のようなもの。人気があるのもうなずけます。
 自分も始めてはみたのですが、最近どうもデジタルツールってのがめんどうになってきているのも事実なんです。何だかもう手書きの方が潔くて簡単な気がするの。
 そんなわけで、全くではなくてあまり、コンピュータとかスマホとかに頼らないで、この際だから手帳でねアナログ的に管理してみようかなと思ってるんです。
 以前はそういう時間がもったいないと思っていたんですが、デジタルだから短時間で済むとは限らないし(速いとは思いますけどね)、繰り返し読んだり書いたり貼ったりする時間を確保するって大切だなぁと最近は思ってるんですよ。もうじじいだからねぇ。

 新しい年に向けて新しい手帳が揃いつつあります。自分には「ライフハック」なんて今どきのかっこいい言葉は似合わないのですが、モレスキンの本を読んだりすると多少はその気になって、これまでを振り返ったりしながら自分なりのルールづくりをしてみようと考えています。
 そのルールは決して自分にノルマを課すようなものではなくて、散在するであろうあちこちの記録をうまく関連づけるためのものです。いや、自分にそんなことができるのかどうか、そうありたいという希望だけなんですけどね。
 古い手帳と新しい手帳と、あれこれシミュレーションしながら備えようと思います。詳しくはいずれということで。