秋の始まり

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 歩けそうで歩けない‥‥まま、3週間ぶりのウォーキングになってしまいました。運動しない、飲んで食って、結果は言わずもがな‥‥。雨が悪い!なんて自分の中にこれっぽっちもありません。ありませんがこういう天気が続いちゃうとねぇ‥‥。
 久しぶりの散策路にワクワクする一方で、すっかり伸び放題の草に行く手を阻まれる感もあり、進んでいくに従って微妙にテンション下がる。林の中に入ってしまえばそこにはいつもの風景が広がっていてホッとするんですが、露出してる腕や首回りなどにヤブ蚊がどんどん集まってきます。最もヤブ蚊の多い時季だったんだ‥‥。

 もうすっかり秋の始まりという風情です。どこがと言うわけではなくてどことなく。この先まだ暑い日はあるんでしょうが、それでも秋は一気に加速しそうな気がします。
 今年もとても暑い日が続きましたが、でも夏らしい夏だったような印象が全くありません。昔の夏はジリジリ照らされるような、カラッとしてたような記憶なんですが、この頃の夏はまるで蒸し煮のような感覚です。温帯ではなくて亜熱帯化してるのを実感します。

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 早く秋が来ないかなと心待ちにしていたのですが、いざ秋らしさを感じてしまうと何だかとても淋しいような気になります。秋の終わりよりも秋の始まりの方が淋しいような気がするなぁ。
 夜になってこうして書いている今、ふと気づくと虫の音がとてもにぎやかです。そうした気づきにくい秋らしさの演出のせいでしょうかね。真っ赤な赤トンボもずいぶん増えてきたような気がします。

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 いつものポイントが近づくとどうしても慎重になります。かなり遠くからじっくりと様子を伺うんですが、今日は微妙な色の違いに気づきました。キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!!
 カワセミを撮ろうなんて思っていなかったのですが、望遠レンズが入っていたバッグをそのままかけてきた幸運に身震いしながらあわててレンズ交換。遠いけれどまずはその場で一応2〜3枚押さえてと。さぁ少し寄ろうかと思った瞬間、飛び去ってしまいました。
 でもそこからの行動はだいたいわかってきたつもりの自分。川の方を気にしながら少し足早に川下へと向かいます。途中桜の木に留まってまた飛んでいきました。やっぱりな。そしてもうひとつのポイントを遠くから注視しながら近づいてくと‥‥予想どおりそこに来るんですよねぇ。
 ただ残念ながらそこは身を隠すのにちょうどいい感じの木なんですね。しばらく様子を伺っていたのですが動きがないので、ちょっと目を離した隙にまた川上に飛んでいったのでしょう。
 1カ月以上経ってはしまいましたが、これならその気で構えていればまた遭えるかなと思って無理はしませんでした。次はもう少し天気のいい日に遊んでいただきたいもんです。

“秋の始まり” への2件の返信

  1. 三春は坂の町というイメージですが役場通りを過ぎ、ベニマル(の裏)辺り迄は地井武男の如くに『ちぃ散歩』した思い出が有ります
    ウフフ

  2. その裏通り、河川改修工事のために現在は何軒か住宅などが移転し、下流域から工事がどんどん進んでいます。
    当のベニマルも移転地にコンクリート・プラントが建ち、いよいよ工事が始まるようです。
    機会があればまたおいでいただければと思いますが、1年後くらいだとずいぶん様子が変わっているかもしれません。

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