ほぼ日手帳 2012 発表会から

　先週木曜日・18日、ほぼ日手帳 2012の発表会がありました。現在は「『よこく』の『よこく』」なんてどっかの文具メーカーみたいなコピーになっていますが、いよいよ明日・22日からより具体的な紹介が始まるようです。
　モノによっては発売が 1カ月 2カ月先になりますが、基本的な手帳などは例年どおり 9月1日発売となります。2011年は約8カ月、2011年度は約5カ月、まぁおおむね半年も過ぎればだいたいのことは判断して次のステップを考えていかなくちゃならないわけだから、そろそろ具体的な答えへと結びつけていこうと思っています。
　が、実際にはさらにあれこれと候補を挙げたり使い方を考えたりする一番楽しい時期だったりもするわけでして、そういう意味ではついにシーズン到来ですなぁってとこですな。

　雨降りで外へも行けないしマジ休める日だと思って、ようやく発表会の様子をのんびり見てみました。USTREAMライブ録画。しかしどうしてこんなに時間が取れないんだろなぁ。って飲んでるからなんですけどね‥‥。いやそればっかじゃなくてねぇ。

　2012年のテーマカラーは「マスタード」と呼んでいるカバーのイエローだそうです。そして「スマイル」。手帳のニュースページなどもこのイエローがベースになっていますが、幸せのハンカチも風水の財布もそしてヒマワリも、そもそも自分の好きな色も、全部イエローなんだなぁ。小学生だったか中学生だったかのときに流行ったスマイルマークなんかイエローにスマイルだもの、こりゃぁ打って付けじゃないかな。笑
　さて、2012年の手帳は大きくは変わっていないとのこと。確かに11年を迎えて中身はおおむね熟成の域なのだと思います。やり尽くした‥‥というのではなくてね。その代わり？カバーのラインナップが増えましたね。相変わらずアンリ・クイールのカバーは魅力的ですが抽選販売なんですよねぇ。当たらないと悔しいけど、当たったらもうそれで確定して楽しみがなくなっちゃうよなぁ‥‥。

　最も気になっていたWEEKS。9色展開かぁ‥‥。中身は大きく変わってないらしいけど、時間軸の数字をなくして点を２つくらいにしたとか。これは希望どおりの仕様になったようでうれしい限りです。
　さらに、どうやら専用の革カバーも多色展開で登場するっぽいですが、詳しい説明がなかったので今後の「よこく」期待大です。でもペンの制限とかも気になる。
　パスポートケースと呼ばれるこのカバー、使い方次第ではおもしろそうだなと思っていますし、初めてWEEKSを手にしたときに革カバーがない淋しさも感じていました。が、ここまで使ってきて改めて感じるのは、WEEKSにカバーってそんなに必要なくなくなくない？みたいな微妙〜な否定意識。見たらやっぱりほしいと思うんでしょう。でもこれが全てと割り切って使う現実では大したことじゃない。むしろ嵩張るとか、パッと開いたときのフラット感がなくなるのではとか、そっちの方を心配するようになってしまっていました。
　もしWEEKSを使うとしたら、仕事柄またブラックを選ぶような気がします。テーマカラーのイエローを率先して使うのもありかなと思いますが、これこそ黄色い長財布みたいでちょっと‥‥。でも金運アップするか？　ちょっとおしゃれ感覚も取り入れてブラックウォッチが妥当な線かと思ったりもしているところであります。

　あいさつの中で糸井さんは、初めてほぼ日手帳を売り込んだ際に、5年は（同じものを）続けないとダメなんだよね‥‥みたいなことを言われたそうですが、それが11年にもなったと言っていました。その時の思い付きなんかじゃなくて（だったかもしれないけど）、ユーザの声をしっかり反映させて、今や確たるポジションを獲得したという自信かも知れません。
　ということは、WEEKSもたぶんこの仕様、特にサイズが大きく変わることはないのでしょう。カズンも同様ということになります。もちろんオリジナルだって。そのあたりを踏まえながら、さぁ2012年どうすっかなぁ‥‥と、楽しく悩んでみようと思います。