中村さんと三春と

110724a

 いつもの散策路、林を抜けると眼下に街が細長く広がる様子が見えて、ちょうど峠を越えるような風情のところがあります。その街を眺めるように咲いているリンドウの凛とした様子を撮ってみました。
 ぶれないように息を止め、再度構図を確認し、花の微妙な揺れが収まる瞬間シャッターを切って、大きく息を吐きながら写り具合を液晶モニタで確認します。まずまずか‥‥なんて思った瞬間、「おはようございます」と背後から声をかけられてドキッ!としました。いい感じに草も刈り込んであり足音がしないから人の気配も感じないんですよねぇ。
 でも驚いた様子はかっこ悪いような気がするから、平静を装って「おはようございます」と同じように返事をします。

“中村さんと三春と” の続きを読む