母の日の親父の日、親父の日のかあちゃんの日

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 これまた続報みたいな話です。母の日の昨日はまぁあんな具合だった我が家。今日は親父の命日でして、でもそれぞれ仕事なんかもあるから昨日のうちに墓参りをしてきたっつーわけなんです。地震で墓石が倒れたりしたけど、最近直したんだとか。跡取りはたいへんだなぁ‥‥。
 毎年ぐだぐだ言ってるんだけど、親父の命日はなんだか特別な日に思えて、自分としては「親父の日」なんだなぁ。いつも休みを取ろうかとさえ思ってるんですが、GWが明けて間もなくだからそうもいかないんだよねぇ‥‥。

 お供えも兼ねたおみやげはいつも柏餅。亡くなる直前だか数日前だか、大好きだった柏餅をうまいうまいと言って食べてたとかって聞いて以来、命日は柏餅と決めている。こどもの日の頃だから当然の話なんだけどね。でも、あいにく昨日は手に入らなかったことなどから、甥っ子たちの喜びそうな洋菓子系になりました。
 それはそれでいいんですが、自分としてはやっぱ命日に柏餅を食べなければという義務感みたいなものもあって、今日は帰りに儀同に寄って買ってきました。晩ご飯前だけどお茶を飲みながら食べて、ようやくホッとしたような気になったのです。改めて今日は親父の日だなと。あれからちょうど40年経ったんだ、あっという間だなぁ‥‥。
 今でこそ柏餅って言ってるけど、以前は柏饅頭がなまって「かしゃまんぢゅ」だったような気がすんだけどどうだべ。ほらほらひろまるくん、かしゃまんぢゅ食ってげぇ‥‥みたいな感じ。

 さて、今日はカミさんが腰を痛めてしまいました。ようやくバレーの練習を始められると張り切っていたのに、ちょうど1カ月くらい前の余震の時に、台所で「ハッ!」と棚か何かを押さえた拍子に「グキッ!」てやっちまったのがそもそもの原因なんだとか。
 んで、荷物を運んだり、晩ご飯はめんどうでないものにしたり、娘は秘密兵器(座布団サイズのマッサージ器)を提供してくれたりと、にわかに「かあちゃんの日」みたくなってしまいました。母の日が親父の日に、親父の日がかあちゃんの日に、へんなの‥‥。

 親孝行したいときには親はなし‥‥ホントそうですよ。この歳になって何ですが、この歳だからこそ思うところは少なくありません。カミさんも自分も、娘も息子も、とりあえず元気で過ごしていられる、それがまたお互いに孝行なんでしょうけどね。
 次は「おふくろの日」かぁ‥‥。