不思議な日本語入力

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 ここ数日ずっとマスク着用。花粉症対策ってわけではなく、放射能対策ってわけでもなく、鼻が腫れてしまったから‥‥。左側の内側のような外側のような、鼻の穴がふさがりそうなくらい、表側はアンパンマンのほっぺみたくぱっつんぱっつんで、すげかっこわりぃ‥‥。
 鼻毛を抜いたのが悪かったのか、鼻をかみすぎたのが悪かったのか、でもようやく落ち着いてきました。まだ少し腫れてますが‥‥。
 それで少しブログをサボってるときに、iPhone や iPad 対応の Bluetooth キーボードが届きました。エレコムの TK-FBP017EBK って折りたたみ式のヤツ。突然ほしくなったんです。

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 他のメーカーからも似たような製品をはじめいろいろ発売されていますが、これはアマゾンなら半額以下で、まぁこれならいいかってところ。来たる iPad2 に備えて‥‥でもあるんですが、具体的な予定はないんですよねぇ‥‥。
 どっちかというと、なんかこうずっと制約されてる感があるからストレス発散です。これと ATOK Pad があれば、日本語入力はスイスイだねぇと思った次第。

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 通常のソフトウェアキーボードだとこんな感じ。画面の半分くらいはキーや候補列で隠れてしまいます。まぁこれだけのモノですから何とも仕方ないんですけどね。

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 で、Bluetooth キーボードの電源(バッテリは単4電池2本です)を入れて、Bluetooth ボタンを押します。一方の iPhone は「設定」で Bluetooth をオンにします。するとやがてデバイスにキーボードの名前が表示・接続されます。

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 最初に標準の「メモ帳」で試してみたのですが、問題なく入力できました。でも ATOK Pad に切り替えてみたら、最初にこんなメッセージが表示されました。

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 英数モードって何だっけ?と思いつつ、Mac と同じで command + スペースで切り替えたらこんな感じで変更できました。ただこれは標準の「メモ帳」でも同じです。たまたま?切り替える必要なくうまく入力できたのかもしれないような‥‥。Englishモードを使うのは ATOK Pad だけかもしれません。

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 変換候補はこんな感じで表示されます。この感覚が何だか不思議だったんだなぁ。普通に入力・変換できるイメージがなかったのかもしれない。まぁでもそういうもんだと割り切ってしまえば、あとは慣れだけですから。

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 ハードウェアキーボード利用のときはソフトウェアキーボードが表示されないので、画面が広々していいです。特にランドスケープモードのときは8〜9行分すべてを見渡せるようになるので、ワープロやテキストエディタ並みに編集をすすめることができます。
 従来、ミスは入力というかタッチミスだったんですが、これだけのサイズになると普通に・快適に打てますからそれは極端に少なくなります。このあたりになってくると、不思議な日本語入力という感じじゃなく、もうすっかり便利便利。

 スケジューラなんかにも使いたいんですが、そうしたフィールドが固定されているようなものは、キーボードを離れて直接タップしたりする方が勝手が良く、キーボードは逆に不便な場合が少なくありません。微妙なところではありますが‥‥。
 ということで、エディタなどのアプリで長文入力するような使い方が一番なんじゃないかと思います。それは確かに快適ですから。
 ただ、別な意味で不便を感じることもあります。それは文字のサイズ。コンピュータの感覚でいるとかなりしょぼしょぼ。じじいには見えましぇ〜ん。(T-T)

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 さてさて本体サイズですが、広げた状態での幅は Apple の純正ワイヤレスキーボードくらい。モレスキン・ポケットサイズとほぼ同じ。だから持ち運びには苦労しませんけど、常に携行するかと言われると‥‥。
 かつて、Palm TUNGSTEN | T3 でワイヤレスキーボード使ったりしてましたが、その感覚が戻ってきたような気がします。そうそうこんな感じでやってたよなぁって、妙に懐かしく思えたり。っていうか、Palm ってすごい PDA だったんだなぁ。