3日目・生きるということ

110313

 バスで輸送されるまま・知らない土地で下ろされ、ここが避難地だというどこかの体育館なんかで一夜を明かす、そりゃぁつらいものだと思う。ケータイがつながらない。公衆電話なんかない。食糧は、家族は、今後の生活は‥‥、相当な不安の中で夜が明けたことだろう。
 我々はどれだけの人数を受け入れるのか知らされていない。が、結果的に予定の1.5倍、1.8倍もの人数に膨れ上がっていたらしい。それが多いのか少ないのか適正なのかだって、ホントのところは誰も知らないことである。

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