長靴を履くおやじ

110215

 春が近づいてるねぇなんて話をするとこのありさま‥‥。起きてみたらこの冬一番の積雪かも‥‥ってくらい積もりました。昨夜の状況でちょっと覚悟していたのであわてることはなかったのですが、出勤前の除雪はやっぱりきびしいです。
 ただやっぱりこの時季になると春の雪だから溶けるのも早くて、30cmも積もった朝の雪はどこへ行ったの?ってくらい夕方には消えて無くなってしまうのですから、自然ってすごいよねぇ。朝の様子では信じられないような夕方の空。明日はもっと溶けるかも‥‥。

 雪が積もったときは、かまわず長靴で出勤します。マチじゃないから気にしない。見渡せばみんな長靴だもん。でもマチに出る用事ができないとも限らないので、一応スニーカーも積んで出かけます。だったら革靴も入れとけって気もしますがね。
 うんと小さい頃はいつも長靴だったなぁ。長靴だけどちっちゃいからホントはさほど長くはない‥‥って幼子はそんなこと考えない。履くと言うより足を突っ込むだけの簡便さがよかったんだろねぇ。だから決まって右と左が反対‥‥。
 今もやや大きめ・ゆったりサイズを履いているんですが、革靴だとかスニーカーだとかに比べりゃホントに簡単でいい。気持ちもなんかゆったり&大らかになったりしてね。晴れてる日だって、マチに出るときだって、ずっとこれでいいかもとさえ思ってしまうのです。ただ、ゆったり=ゆるゆるで微妙に踏ん張りが利かない。気合いを入れて雪かきをした後、足裏に痛みを覚えたりもするのです。長時間向きではないんだな‥‥。
 なんて考えながら、駐車場からの数百メートルをトボトボ歩いて帰ってきました。道路はもうすっかり乾いています。朝のあの雪は何だったんだろう‥‥。悪くはないけどやっぱりこれだけ乾いてるのに長靴って‥‥。しかもわざわざスニーカー手に持ってるし‥‥。夜8時半を過ぎてあたりは真っ暗。誰にも会いませんように‥‥。車のライトに照らされませんように‥‥。