福をウチにも

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 立春は正月みたいなもの。だからその前日である今日は大晦日みたいなもの。節分ってそんな話ですよね。でもカレンダーを見たら今日は旧暦で正月一日だって。あれ? ちょっと気が抜けちゃった感じ‥‥。
 まぁそれはそれとして、今年も豆まきは省略して、厄除けの魚だけ刺しました。火で炙って生臭さを際立たせてやると鬼は嫌がって近づかない。おもしろいこと考えたもんですね、昔の人たちは。

 鬼が近づかないのはいいことなんだけど、ん〜なんだか福の神が入ってくる気配もないんだよねぇ。「福はぁ〜うち、福はぁ〜うち」って叫ばないからかなぁ。
 っていうか、ふと気付いたことなんですが、子どもたちが小さい頃に作った鬼の面が、玄関のところに飾ってあるんですよね。もうすっかりホコリをかぶってるんですが(^^;、これのせいで福の神が入れないでいるとか‥‥。これは後日改めて「福をウチにも家族会議」を開いて検討せねばだなぁ。

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 小さい頃、鬼の面を作りましたよね。ものすごく怖い顔にしようって思ってんだけど、なんだか迫力がないんだなぁ。クレヨンでガシガシ染めまくっても逆にただ赤いだけの不思議なモノになるばかり。でも髪の毛代わりの毛糸を載せればリアルに怖くなるはず‥‥と思ったけど効果なし。クレヨンもあちこち混ざっちゃってもう、髪の薄い酔っ払いオヤジ的悲惨な表情が、妙に怖いっちゃ怖かったけどな。
 だからなおさら、でん六豆に付いてくる鬼の面がほしかった。だって見るからに鬼の顔なんだもん。赤塚不二夫が描いた上手な上手なヤツなんだもん。豆まき、それをかぶって鬼の役をやってみたかった。

 今年もまた同じ話になりますが、手術をして11年になりました。11年前の今日のことは忘れようにも忘れられません。手術そのものについては何も覚えてないんですけどね。
 手術が終わってICUに移るとき?にちょっと目が覚めたような気がするんですが、実際に麻酔から覚めたのは夕方でした。痛みというよりは重苦しさの中で、あぁ生きてた、記憶も失ってない、たぶん心臓は強く動いてるんだろう、そんな喜びがこみ上げてきましたっけ。そういえば今日は節分なんだ、身体の中の鬼退治をしてもらったのかぁ‥‥なんて思ったっけ。
 健康が一番だと痛感しました。たった2カ月で15kgくらいやせたその身体はとても軽くて、15年・20年前の若かったあの頃みたいだった。軽かったけど少し軽すぎる気がしたので、あと5kgは戻そうと思いました。が、それはあっという間のこと。
 現在はもうすっかり‥‥。記念すべき本日、あんた予備軍だから指導受けなさい通知なんぞいただいてしまった。はぁ‥‥。_| ̄|〇

“福をウチにも” への2件の返信

  1. 福の神的にも臭いのではないのでしょうか。(笑)
    健康一番!
    でものど元過ぎちゃうと忘れがちです。
    (最近歩いてません。ダメじゃ)
    時にそうやって思い出すのはいいことですよね。きっと。

  2. あ‥‥‥‥臭いねぇ。
    来年はマグロの刺身でも刺してみるかぁ‥‥。
    でも鬼が寄って来ちゃうなぁ。
    オレもう規則正しい生活しかしないもんね、そう思ったはずだったのに、
    言葉に出さなかったのが悪かったのかぁ‥‥。
    救われるのは、その時のいろんな思いをノートに書き留めておいたこと。
    毎年この時期に読み返しては、プチ改造人間としての使命を再確認して、
    三日坊主でもとりあえずその気にだけはなってみるんですわ。

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