年末のそばを振り返り

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 昨年は夏に一度ちょっとだけ打ったことはありましたが、ほぼ1年ぶりのそば打ち。実は惨憺たる結果を予想していたのですが、その数日前の練習から 8回に分け 4kg も打ったのに、失敗らしい失敗はなかったように思います。
 コシのあるプリッとしたそばだったかと振り返ってみれば、それは Yes とは言えないのですけれど、今の自分としてはまぁまぁの年越しそばを打つことができたんじゃないかなぁと思っています。
 大晦日も最後の最後、こんなそばを家族で食べて1年を締めくくることができました。

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 大きなそば団子状態にしてから、手のひらの付け根のところを使ってこんなふうに丸く伸していきます。このあとは棒を使ってさらに大きく薄く伸していくんですね。団子の状態でだいたい分かるんですが、こうしてつぶしたときの柔らかさとか湿り気とかで、結果がおおむね分かったりします。
 この段階で「ちょっと水が多かったかなぁ」と感じたのは1回か2回。ちょっとというのは 水 5cc 程度の話ですが、それでもぜんぜんあきらめるような状態ではありませんし、普通に打ち終わります。大晦日は、全て加水率 52%でいきました。

 正月に実家に行って感想を聴きました。おおむね「なかなか良かった」という反応でホッとしました。ただ「めんつゆがなんだかなぁ‥‥」という兄の感想に、あぁやっぱりそうだったか‥‥と自分も納得したんです。
 めんつゆだけ味見していたときはまずまずと思っていたんですが、そばをつけて食べたら微妙になんだかなぁ‥‥だったのです。悪いと思って黙っていたのか、息子も「やっぱりそうだよな」なんて言うし。
 実は、出汁を取るときにほんの一かけショウガも入れてみたんです。まぁ笑わないでくださいな、ちょっとさっぱり系の方がいいかなぁと思ったからなんですよ。でもそれがそんなに悪かったのかなぁ‥‥。もう一方の実家では「いや、別に気にならなかったしうまいと思って食べたけど」だったし。
 でも、やっぱり入れない方がいいのかなぁとは思っているのであります。(^^ゞ
 玄人ではないので、あれこれ試してみるべきだとも思ったんです。やってみないことにはわかりませんからね。そばもめんつゆも一層精進だだだだだっ!!
 でもかれこれ 5年になるんだよなぁ。けっこう広く伸せるようになったので、麺台が小さく思えてきました。それをたたんで切るわけですから、包丁も小さく感じます。どうせならもうちょい大きい鉢でやりたいし。道具もそろそろ‥‥。f(+_+)☆\バキッ!