イルミネーションの郷

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 あいにくの曇り空、怪奇現象いや皆既月食が無理のようなので、すっかり観光地化してるって噂な田村市船引町移の石井さんち「イルミネーションの郷」を見てきました。けっこうミーハーです。
 それにしても今やテレビでもネットでも話題でありますから、普段は車なんかほとんどすれ違ったりしなんですけど、それに比べたら相当な交通量でした。その車が連なって山へ山へと登っていくんですが、登り上げて今度は下り始めたかと思うと、ご覧のような光景が忽然と現れるのであります。ひゃー!

 見ればだいたいわかると思いますので詳しい説明はしませんが、石井さん宅の敷地ほとんどにさまざまなイルミネーションが施されているんですね。庭、周囲の土手、裏庭というか裏山の方まで‥‥あぁまばゆいばかりのイルミネーション・パラダイス。

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 車は近くの空き地などに止めることができますので、ちょっとだけ歩いて庭まで入ってみることをおすすめします。ここはいったい何なんだと思ってしまうわけですが、ふと家の方に目を向けると、庭に面した部屋の中まで一面電飾だらけです。
 ミッキー、雪だるま、仮面ライダー、ドラえもん、アンパンマン、ピカチュー、もうなんでもござれ。電車もくるくる走っています‥‥。
 ひとしきり圧倒され、寒さに気付いて帰ってきました。人の数もすごい。

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 移地区のメインストリートを突き抜けていくんですが、その途中のイルミネーションもまたすごいです。帰りに撮ってくるつもりでやり過ごしたんですが、帰りの道はちょうどその街なかをバイパスするような山道を通ってくるもんですから、また戻るのも何だしと思って帰ってきました。
 行くときに見えていたもうひとつの見どころ「イルミネーション富士」。こちらは全くの平面仕様なんですが、田んぼに張った水に見事に映るもんだから、シンプルながらも意外に楽しめました。
 手前に写ってる白鳥のつがい(親子?)が田んぼに映るのもけっこうきれい。

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 さてさて、こういうのは一度始めると翌年は増やすだけ、限りなく年々豪華絢爛たる電飾を施せる体力がどこまで続くか‥‥なんて考えてしまう自分は、夢のないちっちぇヤツだなぁと思ってしまいます。
 クリスマスイルミのために、日に1万円だか月に10万円だかの電気料金を支払い、通常の照明を消しながら自宅開放し、ご家族の方々は別のところでクルシミツツイルミたい。引くに引けなくなってちょっぴりかわいそうな気はするけど、家族で楽しんでるんだったらそれはそれだよなぁ‥‥。いやぁすごいすごい。すっかり驚いてきました。

 クリスマスの土曜日がピークになるような気がしますが、お出かけの際はくれぐれも安全運転でお気をつけて。