春の感じ

100225a

 暖かな日が続きますね。今朝は濃い霧につつまれました。厚い霧のおかげで太陽がくっきりとまん丸に見えます。それも時間の経過とともにどんどん晴れていくわけですが、霧の薄いところからは山並みのシルエットがかすかにのぞいたりして、淡い水墨画を楽しんでるような感覚になったりもしました。
 手元にあったのは旧いFZ5。残念ながらマニュアルフォーカス非対応なので遠くの山並みにピントが合わない‥‥。ホントはもうちょっとはっきりした奥行き・遠近感があったんですけどねぇ。腕も伴ってないと言いますか‥‥。

100225b

 やがて霧は晴れて、明るい春のような陽差しになってきました。実際に歩いてみると、「春のような」じゃなくて「春そのもの」という穏やかさ。
 傍らに目をやると、倒れずに残っていたネコジャラシの穂先にさっきの霧が見事に付着して白く輝いています。持ち合わせていたiPhoneのケースはマクロレンズ付き。いやぁラッキーだったと思いながら腰をかがめます。すぐに画面で確認してムフフフフなどと薄ら笑いしてしまいました。

100225c

 さて、今日は用事があって福島市へ出かけました。某会場入口のホールには満開の桜が飾ってあってちょっと驚きました。この頃の気温は車のパネル表示で約12度。花見山から届いた桜らしいですが、何て言うのかなぁ、圧倒されるような華やかさを感じましたね。この場所だけはもう完全に春だったす。
 次の用事があって午後2時過ぎに福島を出てきましたが、その頃はなんと21度ですわ。春じゃなくて初夏ですよ。上着を脱いでも暑い‥‥。まったりとした時間帯、缶コーヒーを飲み、ガムを噛み、睡魔と闘いながらの運転です。
 夕方職場へ戻ってみると何となく空気が違う。暖房機がオフでした。ここも季節がだいぶ違っていたんですが、でも年度末の仕事だけはみっちり溜まっていて、あぁやっぱりいつものこの時期なんだなぁ‥‥と、急に現実に戻されたような気になりました。
 正月ってついこの前のような気がしていましたが、来週はもう3月です‥‥ふぅ、何でこんなに早いんだろ。