もうひとつの誕生日

 今日は節分。我が家でも形だけ豆まきをしました。子どもたちが小さい頃はお菓子をまいたりしてにぎやかだったんだけど、福は内、福は内、鬼は外、これだけで終わりだからもう淋しいの何のって‥‥。
 そういえば息子はどうしてるだろう。「豆まいた?」「まかない」「まけ」。たったこれだけのメール交換で終わり。まぁ元気でいるようだから一安心っちゃぁ一安心。
 そうそう元気って言えば、今日は手術をした日だった。そういう意味で6回目のもうひとつの誕生日です。長い長い入院生活のような気がしていたけれど、2カ月、3カ月なんてホントあっという間なんだなぁって改めて思うし、6年も過ぎてしまったなんてなんか信じられないような気もします。
 現在は4週間ごと定期通院し、血液検査やら心電図検査やら、あるいは超音波だのレントゲンだので心臓の様子をみて、ワーファリンなどの薬を処方してもらって服用する、という感じ。結果はおおむね良好なんだけど無理はしたくない。とは言っても夜遅くまであれやこれやと無理をする日が続いていて、ほんの少しだけ区切りがついたことでもあるし、今日は早めに寝ようと思ったりします。明日はちょうど通院日だ。
 豆と言えば、納豆が食いたい。無性に食いたい。刻んだネギと辛子を入れてこてこてにかき混ぜてそれだけどんぶりひとつ食ってみたい。恵方巻きなんかじゃなくて、納豆の太巻きをわしわし食ってみたい。納豆汁が食いたい。あぁもぉ医学的にこれはどうにかならないのだろうか。