人体の不思議展

060122e

 今日は入院記念日である。ちょうど6年前、まさか手術になるなんてことは考えもしないで病院に向かったんだけど、事の重大さを知らされて頭は真っ白、前途は真っ暗になったっけ。健康であること、普通に生活ができるということのありがたさを正に実感した入院だったが、最近はちょっと油断し過ぎというか、食生活は乱れ運動もしない日が続き、我ながらちょっとなぁ‥‥と反省はしている。情けない。スケジュール管理の見直しといっしょに、少し気持ちを入れ替えなければと思ったりもする。
 さて、ビッグパレットで開催されていた「人体の不思議展」がいよいよ本日限りとなり、家族連れで行ってきた。行きたいんだけどどうしようかなぁ‥‥という感じのこのイベント、後がないと言われれば行くしかない、からかどうか、ものすごい人手だった。
 チケットを買うまでに50分もの長蛇の列。それでもうぐったりだった。会場内にはものすごい数の人があふれ、さらにぐったりする。もう少しじっくり見たかったなぁ。それにしても何かすごい人体標本だった。細かい説明は控えることにする。妻と娘はもう充分すぎますという感じ。
 なるほどこれが大動脈弁かと心臓標本をしげしげと見てきた。これを切除して人工のそれを入れたとは今でも実感がないのだけれど、こんな太い大動脈ならと納得するものもある。そのために折った胸骨ってこのあたりかとか、現実と結びつけながら見るとおもしろい。チ○チ○の横っちょあたりからカテーテル検査したんだけど、そのあたりの血管の道筋ってのを確認してこなかったのが微妙に心残りだ。