企画研修(3) 「先輩に学ぶ」

企画研修(3) 「先輩に学ぶ」

 去る12月8日、小野町多目的研修集会施設で開催された第3回研修会、企画研修の報告です。

研修領域:総務
研修項目:企画運営・事務運営(学校事務全般)
研修目的:「先輩に学ぶ」シリーズ研修
 3月に節目の定年退職を迎えられ、引き続き学校事務職員として勤務されているお二人から、「つなぐ」「つながる」「つかさどる」をキーワードに「こだわっていること」「大切にしていること」「継続されていること」など、伝えたい思いや願いをお話ししていただき、学校事務職員としての資質向上につなげる。

講師:緑小学校 主査 林みどり 様
   船引南中学校 主査 宗像栄治 様

 講師のお二人から次のようなとても印象に残るお話をいただきました。感動・感心させられることばかり‥‥たいへん有意義な研修となりました。

〇学校事務職員のあり方に関するこれまでの変遷や法令改正に関することをわかりやすくまとめ、記録としても振り返ることができるお話や、事務職員として、子どもたちに「私の仕事」についてのお話しをしたエピソードなど、仕事に対して誠心誠意尽くしてこられた熱い思いがこもった実践についてのお話しをいただいた。
〇ファイルメーカーの、今までよりもさらに踏み込んだ便利な使い方や、文書管理事務や会計事務等のパソコンでのデータフォルダ管理など、事務処理を効率的にすすめる工夫や、趣味にまで発展して楽しむことを忘れない、自分流仕事術についてのお話しをいただいた。

<感想から>
〇大切にしている詩「ゆずり葉」や、「誠心誠意」「4+5=10(+1の心に余裕)」、「50年後も心に残る1時間の授業」など、大切にしている言葉についてのお話しがあり、心に残ったという感想が多数寄せられました。
〇こつこつと継続して取り組むことの大切さを学ぶとともに、ICT活用による仕事の効率化をすすめられる可能性を感じました。また、登山やゴルフなどの趣味のお話しやDIYのお話しなど、仕事に向かう姿勢のみならず、特技をいかして余暇を楽しむ人生、見習いたい、もっとお話しを聴いてみたいという感想が多数寄せられました。

 コロナ禍ながら、久しぶりに対面での研修となり、「先輩に学ぶ」シリーズの、貴重な素敵なお話を直接お聴きすることができました。私たち後輩事務職員の気持ちが揺さぶられるような内容は、お二人の日々の事務処理そのものが「つかさどる」お仕事ぶりであり、改めて「つながる」喜びを味わわせてくださる、まさしく「つなぐ」研修となりました。

 [本田]

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