過日開催された令和元年度・第36回福島県公立小中学校事務研究大会において、当田村地区小中学校事務研究会も分科会を担当させていただきました。
隔年開催となっている福島県公立小中学校事務研究会の研究大会分科会、多数の会員の皆様方にご参加いただき、おかげさまで盛会裡に終了することができ、深く感謝いたします。
担当した第3分科会では、田村支部の活動推進総合計画「夢をかたちにステップアップ総合プラン」の概要や、その具体的な取り組み方などについてご紹介させていただきました。
大量退職の時代が迫る中、学校数の減少=会員の減少、世代交代、これまでの活動をどのようにつないでいくか、どの支部もたくさんの課題に直面している現状です。
田村支部も同様ですが、会員の研修・研究意識を高めながら活動へとつないでいく。それらを過去から未来へとつないでいく。そのためのRPDCAサイクルを、さまざまな機会の「ふりかえり」として取り入れることで、組織や会員それぞれの「じくあし」が定まり、「ひとりではなくみんなで」、「まなびあい」を大切にした活動につながる‥‥という内容でした。
研究協議では、次の3点を柱に、各支部の状況などについて意見交換することができました。
①計画的な研修と実務的な成果の定着
②モチベーションの維持
③世代交代に向けた取り組み
支部ごとに着席いただいたせいか、それぞれの現状や課題などを具体的に、そしてたくさんお聴きすることができ、また個人の考え方、活動への向き合い方などからも、学ぶことがとても多かったように思います。それらを共有することができ、今後の活動が活性化し、次代につないでいくことができるものと思います。
少しわかりにくい内容かなと心配していたのですが、最後にいただいたご指導は、発表や協議の様子をまとめながらふりかえることで、我々の発表を相当に補完いただき、よりご理解いただけただいたような気がしています。
これまでの活動を振り返るという意味でも、たくさんの資料を展示させていただきました。手に取ってご覧いただこうと、会員がそれぞれ活用している生の「ステップアップ総合プラン」も、各テーブルに置きました。
全員が全員きっちり書き込んでいるわけではありません。少しでも小さくても個々のふりかえりがあって全体につながっている‥‥ということなのですが、ご覧いただいての感想はいかがだったでしょうか。
研究協議に先立って、たくさんの質問・感想等をお寄せいただきました。研究協議の時間を確保するため、回答できたのはわずかでしたが、今後何らかのかたちで対応していきたいと考えています。
今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
[研究推進担当]