もうひとりの副会長も呟く

もうひとりの副会長も呟く

 この4月、久々の異動を経験しました。前回の異動は閉校と重なり、後任者へ残すことをしなくて済んでしまいました。

 今回は1年前からきっと来年は異動だろうと思い、少しずつ事務関係をまとめてきたつもりでしたが、やはり途中でタイムアップとなってしまい、後任の方には本当にご迷惑をおかけしてしまいました。
 経験年数ばかりが増え、小さな学校を渡り歩いてきたためか、何のスキルも向上していない自分に愕然とするばかりの年度末始でした。

 歳のせいか、柔軟で臨機応変な対応ができなくなってきています。「前の学校では‥‥」「田村市なら‥‥」となかなか新しい環境に順応することができず、先生方から何か聞かれるたびに、的確に答えられない自分にストレスが溜まりました。
 今までのやり方、システムが一番効率的だと思っていましたが、単なる思い込みに過ぎなかったようです。異動することで違う視点から仕事を見ることができ、勉強になることがたくさんありました。現任校のいいところを取り入れ、自分のものにしていく過程を楽しみたいと思う余裕が、ようやくでてきたこの頃です。

 浮金小学校も統合まであと2年を切りました。自分の事務職員としての年数も、カウントダウンが近づきつつあります。終わりを見据えての事務は2校目です。前回の反省を生かし、笑顔で浮金小のエンディングを迎えられるようにしたいと思っています。

 副会長 安藤

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