遅くなりましたが、5月に開催された福島県事務研研修会についての報告です。
参加された会員から報告・感想を寄せていただきました。まずは全体研修から‥‥。
全体研修・福島県公立小中学校事務研究会40年のあゆみ
研修は、県事務研情報委員会作成のプレゼン「事務研40年のあゆみ」の説明で始まりました。
今から約40年前、昭和52年10月26日に「福島県公立小・中・養護学校事務研究協議会」が設立されたのだそうです。概要は以下のとおりですが、本会の長い歴史を改めて知ることができました。
[研究大会]
昭和53年11月 第1回研究大会相馬大会開催。
この大会を皮切りに、平成20年までは毎年開催。
平成21年からは隔年開催に変更。
今年09月に開催される第36回研究大会に至る。
[長期研修計画]
昭和54年 長期研修計画
昭和56年 第二次長期研修計画
平成05年 第三次長期研修計画
平成18年 第四次長期研修計画
平成29年 第五次長期研修計画 を策定。
[学校事務の手引等]
昭和56年09月 学校事務の手引
昭和60年05月 研修・研究の手引
平成04年03月 学校事務の手引(第二次改訂版)
平成08年 学校事務の手引(加除式)
平成17年03月 学校事務の手引(平成17年版)
平成21年03月 学校事務の手引(平成21年版)を発行。
平成14年からネットワークの整備を行い、
平成15年04月 県事務研ホームページを整備して以降、
現在のWeb版「ガジなび」にて広く手引として提供中。
後半は、元福島県公立小中学校事務研究会長 三瓶京子様(11代目会長・女性初の会長)を講師として、3つのテーマ「あこがれ・出会い・仲間」について、思い出話も含めてご講話をいただきました。
先輩方がたいへん苦労して発足した事務研。昔は各学校会場にて研修会を開いて行っていたこと。
学校の標準化を目指して「学校事務の手引」の作成を行ったこと。
また、当時いっしょに手引に携わった13名で、今でも年に一度会って旧交を温めていること。
最後の勤務校では「教職員が一丸となって共に学ぼう」と、研究公開にあたり事務室公開を実施したこと。
それを多くの事務職員に観ていただき、御礼の手紙もいただき、たいへん嬉しかったということ。
そうした交流の中でこそ、若い人たちが大きく育っていくものだということ。
などなど、先生のお人柄も含めてたくさんの取り組み・実践を垣間見ることができました。私もあの時、事務室公開を観に行った一人です。
もう少しお聴きしていたいと思いましたが、あっという間に時間となってしまいました。
素晴らしい先輩方の背中を見て、これからも学校事務職員を続けていきたいと思いました。
[宗像]