9月20日に開催された第3回事務職員研修会の報告です。
今回は、日々の授業にどんな思いで向き合っているか、小学校の先生をお迎えしてその準備や反省点など、また学校事務職員との関わりなどについてもお聴きしました。
10年前、30年前、小・中学校のとき、今も思い出される授業ってありますか?
研修領域:学校経営参画
研修項目:教育課程・児童生徒理解
研修目的:
〈授業とカリキュラム〉
・実際に授業を行っている教員より、その準備から反省・記録までの流れ
などについて講義を受け理解を深め、教育課程における学校事務職員の
役割と関わり方などを再確認する。
〈児童生徒理解〉
・教員の視点からの児童・生徒及び保護者理解について学び、児童・生徒
への対応等のスキルを高める。
講師:小野新町小学校 山内裕美 教諭
「50年後も心に残る1時間」「五感で学ぶ授業」をめざす講師の授業づくりに懸ける熱い想いを聴くことができました。模擬授業も行われ、学ぶ楽しさを実感できる「考える」授業を体験することもできました。
カリキュラムには、教師一人では実現できないことも少なくないようですが、事務職員の力が加わることで無限大の授業に発展することが感じられるような研修でした。
また、子どもを「一人の人間」と常に心に留め、いろいろな角度から見つめ理解し続けること、相手の「当たり前」を見逃さないようにすることなど、児童・生徒や保護者理解について学ぶこともできました。
会員は、提供されたたくさんの資料からも、講師のさまざまな実践と人間力に圧倒されるような思いだったようです。
〇アンケートから
・子どもたちや保護者との関わりを大切にしている講師の多くの実践に触れる
ことができ、たいへん有意義な研修となった。
・一生懸命子どもに向き合い、日々努力している講師の情熱に感服した。
・「五感で学ぶ授業」「50年後も心に残る授業」実現のために、先生方との
一層のコミュニケーションの必要性を感じた。
・校長・教頭ではなく教諭の実践を聴く機会がなかったので新鮮な研修だった。
・今後も事務職員以外の職種の方々の話を聴いてみたい。
[佐藤]
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