2月3日、Google Meetを利用して実施された、リモートでのカリキュラム研修報告です。
12月以来の研修会でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リモートでの実施となりました。
研修領域:学務
研修項目:就学援助
テーマ:子どもが安心して元気に学校へ
「就学援助」から学校の「お・か・ね」を見直そう
講師:須賀川市立大東中学校 主査 小森幸子様
就学援助制度について、資料をもとに詳しく説明がありました。
田村3市町と須賀川市とを比較して、認定基準や申請書類が異なることが一覧表で提示され、自治体による違いを改めて認識しました。
また、学校の「お金」に対するさまざまな感覚なども考えさせられました。
就学援助に携わる事務研会員の思いや考え、情報交換などについては、リモート研修のため「Jamboard」を利用してすすめられましたが、付箋紙を貼り付けていく感覚と、それらがリアルタイムで増えていく様子など、オンラインでこその機能を体験する機会にもなったと思います。
〇就学援助制度の周知や、手続きに消極的な保護者への接し方など、
会員の思いがなかなか届かないこともある。
〇申請手続を簡略化し、保護者の負担を減らしたいという思いは、
誰もが感じている。
〇所得証明額など、添付書類の内容が申請時の状況に合致しないため
認定されないこともある。
【アンケートの感想より】
・実践に基づいた分かりやすい説明があり、今後に活かせる内容でした。
・支給項目や申請書などの違いなど、自治体ごと内容に差があることを
改めて気づかされました。
・就学援助制度を通して、お金の保護者負担について考えさせられる
よい機会になりました。
リモート接続やJamboardについて、事前のテストや試用期間もあり、また情報交換等について講師がよくリードしてくれたことなど、外部講師によるリモート研修でも、十分に研修の成果が得られると感じました。
[菅野]