ウチ孫

 月曜日の準備ができてなくてちょっと仕事へ。あまり遅くならないように切り上げる土曜日。娘のときよりは落ち着いている体で。
 ふと、初対面なのにくるくるちりちりぼさぼさの頭では申し訳ないような気がして、いい機会だから夏らしく短くしてもらう。「おしゃれ坊主頭」が希望だったが、ハリやコシのない髪でそれは厳しいだろうというのは自分自身が承知している。短くなって充分満足っす。

 さて、予定日より3日早く、陣痛が来たようなので病院に向かったと早朝連絡あり。2月の初孫・娘夫婦に続き、今度は息子夫婦の方に、いわゆる内孫誕生です。
 夕方になっても連絡がないので病院へ。つい数分前分娩室に入ったとのことだったけれど、そこからの1時間半が何と長いことか。いやいや、嫁さんこそどれほどたいへんだったか、ほんとうにありがとう。
 立ち会った息子はほどなく出てきたけれど、呼吸が安定するまで赤ちゃんとの面会はちょっと待たされる。息子&両方のじいさんばあさん、ガラス越しのはるか遠くで手足をバタバタしている様子を、ちょうど見えるポイントから入れ替わり立ち替わり覗き込む。
 もう夜の10時過ぎ、ようやく安定したらしく、みんなで入って嫁さんをねぎらいながら赤ちゃんとご対面。すやすやとお休みのようで、短髪じいさんのさっぱりした様子はどうやら気付かなかったようだ。いいよいいよ‥‥。(T-T)

 そういや晩ご飯も食べてなかったなぁと、コンビニで適当にあれこれ買って帰り、深夜ささやかにお祝い。普通はこんな時刻に飲むことはできないけれど、明日はゆっくり寝てよう日。スルメイカなど食べてないけれど、嬉しさがじわじわ染み出てくる感じ。

 最初の孫の時もそうだったけれど、今日の暦をスクショしてみたりする。日にちを指定すればいつでも見られるもんなんだけどね。
 長い昭和の時代の半ばに生まれた我々夫婦。その後は東京オリンピックや大阪万博などで高度経済成長していく。その昭和が終わる頃に子どもたちが生まれた。そして今年、孫が相次いで生まれたが、そういや平成も終わりなんだなぁ。
 いやいや時代の終わりということではなくて、ボクらは戦争からの復興を終えた後期の昭和らしい昭和を生きてきて、子どもたちは平成の時代を生きてきた。孫たちは何て元号かまだ知らないけれど、新しい時代をしっかりと生きていってほしいものだ‥‥なんて考えたりもする。

 翌々日また孫を見に行くと、病室前で同級生の女性とバッタリ。彼女の娘さんもこれからご出産とのこと。そういえば予定日近いなぁとか笑ったことあったっけ。お婿さんは息子と同級生。隣の病室らしい。女の子らしい。不思議というか何かと奇遇だなぁ。

 昭和と違って、男か女かわかってるから、名前もしっかり準備してあるんだね。病院でプリントしてくれる名前のこれを、まるで双子のように二つ並べて貼って、改めて干支鈴に感謝です。何だかね、戌の干支鈴の御利益すげぇような気がするの。

 たった1日見ないだけで容姿も表情も全然違う。ちょうど5カ月違いの孫二人を比べてみると‥‥サイズ感が全く違っておもしろいやら驚くやら。5カ月ってすごい。
 二人の孫に恵まれて感じるのは、外孫と内孫、娘夫婦の子と息子夫婦の子、同じウチの孫なのに自分の中でちょっと何かが違うような、気がするなぁ‥‥。
 そして話は逸れるんだけど、実家の親も連れてお見舞いに行ったの。娘は孫を抱っこして、それを母親が手助けし、その隣を義母が笑顔で歩いてるの。うわぁ‥‥四世代に渡る女性陣だぁ。そしたら急に、息子のところに次は男の子が生まれてほしくなった。すぐに。じいさん、オレ、息子、孫と、男の四世代もぜひに。こりゃ干支鈴毎年買わないと‥‥。笑

“ウチ孫” への1件の返信

  1. お孫さん二人 おめでとうございます。
    私にも早く孫が増えないかなぁ~
    来年か明後年か…期待しております。

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