初冬の会津散策ツアー・体験見学編

 恒例の、組合レク&学習会、今年は「ローカル線の旅・初冬の会津散策編」ということで、会津若松市内を散策しながら、おいしいものを食べながら、のんびりまったりしてきました。

 磐越西線で郡山から会津若松まで、快速電車で約1時間10分。晴れていたら多少は紅葉の景色なども楽しむことができたのでしょうが、磐梯山はもううっすらと雪化粧、正に初冬の風景というのは少々残念という気持ち‥‥。
 意外に磐越西線って乗りません。いつ以来か覚えていないほど。磐越自動車道でガーッて行ってしまいますからね。そういう意味では東北本線も乗らない。乗るとしたら‥‥飲み会の時の磐越東線、それと遠出するときの新幹線なんだなぁ。

 さて、会津と言えば鶴ヶ城。化粧直しを終えて赤瓦になって‥‥でも今日はパス。
 まずは予定どおりに会津漆器の蒔絵体験です。

 お世話になったのは鈴善漆器さん。メインの店舗の他にたくさん蔵があって、展示スペースや工房などになっています。

 蒔絵もいろいろあるようですが、今回は先生のご指導のもと、漆で描いた絵に色のついた粉をまぶして拭き取るとはいできあがり!という、まぁ簡単に言うとそんな方法で行いました。モミジの葉で型押しをするような感じ。

 へそ曲がりの自分は、直接好きな絵柄を描いてもいいというので、とっさに「よし、あれだ!」と思って始めたのですが、粉をまぶすというのが計算違ってて‥‥。
 起き上がり小坊師みたいな、あんな絵柄を想定していたのでした。でもまぁナスに見えればそれでけっこうです。縁起の良さそうなナスだこと‥‥。
 このナスにつきましては、いずれ機会がございましたら別の形でご紹介できるかもしれません。> 関係各位。

 このあと会津漆器や蒔絵のことについて説明をお聴きして、おみやげまでいただいて、店の方に戻って目の保養をさせていただきました。ホンモノの会津漆器、小さな茶箪笥40万円近くしてました。

 さて、お昼を食べて午後からは七日町通りの方へ移動して見学です。
 まずは末廣酒造の嘉永蔵。風格あるなぁ。

 学習会なので、説明を聴きながら建物内をぐるっと回って酒造りの流れなど勉強しました。新人さん‥‥ではなさそうなんですが、ぐだぐだになってしまうところもあって、見学客のおばさんなど端っこの方で失笑してました。
 ひととおり回って試飲コーナー。お値段どおりのおいしさでしたが、夢の香という酒米もがんばってます。

 このあとは、女性陣は会津木綿など見てきたいというので別行動に。
 男性陣‥‥また酒蔵を見つけてしまいました。おお、会津中将の鶴乃江酒造さんではありませんか。

 でもここは見学コースがあるわけではないから‥‥でも一応入ってみましょうか。
 女将さん?が一人で対応していました。ただの冷やかしに思われてもなぁとか思って、会津中将好きなんです感を出してるうちに試飲モードに。いや、それが目的ではなかったんですよ、ほんとに。でもそうおっしゃるなら‥‥。
 全般的に、先ほどの末廣さんよりはカッとした強めの日本酒感。じっくりチビチビいきたいもんですなぁ。でもボクら電車で帰るので荷物は‥‥、直送いたしますよと、まぁそれはそうでしょうが‥‥。
 社名の入った蛇の目のお猪口を買ってきました。実は末廣さんでも買ってきました。どうせなら近くを通った宮泉酒造、会州一酒造、名倉山酒造などにも寄って買ってくれば良かったなぁ‥‥。