禾乃登・いわし雲

 今頃になって東北地方の梅雨明けよくわかんなかった‥‥って、発表後にくもりや雨の日が多かったのって関東地方も大差ないような気もしますがね。まぁどうでもいいんだけど、確定値というのを今頃になってわざわざ発表されてもなぁ。
 いいんじゃないの、それはそれで。世の中どんどんめんどくさくなっちまう。

 金曜日はまさかの青空、昨日土曜日は長袖を着るような寒さ、そして今日はまたきれいな青空と、日替わりのデコボコ天気になっています。もう少し残暑があるのかなと思っていたのですが、朝晩すっかり寒くなって布団を欠かせません。熟睡できていい。

 季節は処暑の末候・禾乃登(こくもの すなわち みのる)。正に稲の実る頃。日照時間が極端に短い夏で稲の生育が心配されましたが、どうにか持ち堪えた‥‥のでしょうか。刈り入れまであと少しですが、好天が続いてさらに実って、そして台風など来ませんようにと、ただただ祈るばかりです。

 さて、1週間ぶりに歩く森の中は、また少し秋が深まったような気がします。単純に言うと秋の草になってきて、そのどことなく違う感じ方が季節の移ろいみたいな。
 深い緑だけだったのに、秋の陽差しに映えるその緑が心なしかやわらかに思えるし、ちょっとした赤にワクワクしたり、色づいてくる秋が待ち遠しくなってきます。

 夜露もさわやかです。こういう写真を撮るのも何だか久しぶりで、どの葉っぱがいいか選ぶだけで時間が経ってしまう‥‥。
 実は久しぶりに 12-50mm/F3.5-6.3 って標準のレンズを持ち出してみたんです。マクロモードに切り替えられるからレンズ取り替える手間が省けるなぁと思って。
 でもそのマクロモードにどうやって切り替えるんだったかすっかり忘れてしまっておりまして、さぁ困ったぞと、意味ねぇぞと。でもスマホってありがたいですよね。山の中でもネット検索してすぐわかるんだもん。まぁどうにか解決しました。
 でもでも、通常使ってる 12-40mm/F2.8 は 20cm までマクロ的に寄れるから、なんつーかな、さすが Proレンズだなとそう思うのでありました。これはその 12-40mm/F2.8 で撮影。12-50mm/F3.5-6.3 の出番はなさそうです。

 残念ながらカワセミは見つけられませんでしたが、秋晴れってのはとにかく気持ちのいいもので、ムシムシな夏をどうにか乗り切ってホッとした気分でもあります。
 この時季・旬のものというとイワシだそうで、最近そういえばイワシ雲がきれいですね。超ワイドレンズなど付けて持ち歩きたいといつも思っているのですが、現実はなかなか‥‥。
 せいぜい iPhoneに olloclip 付けて撮るくらいですが、最近はそれすら持ち歩いていないし、実は iPhoneのレンズのところになぜかホコリがいっぱい溜まっていてどうしようもないんだよね。
 あと2週間ほどで新しい製品が発表されるようですが、カメラ性能がさらに良くなっていたら‥‥ちょっと考えてしまうなぁ。