その日は来るものだ

 掃除をしていて、ひょんなことから居間の照明器具が落下してしまった。
 だいぶ前のことだけど、何か棒でつついて紙が破れてしまったことがあった。そのときは外側だけ紙を貼り替えて済んだのだが、今回は一部骨組みの補修も必要で、市松模様になるよう内側も貼らなければならなくなった。速攻全面改修。

 古い障子紙を剥がして掃除、乾燥させ、あちこち木工ボンドで補修して、何とか骨組みは元どおりになった。こんな細い木だから仕方ないと思ったが、細いけど木だから元に戻ったんだよなぁ。
 そして紙の準備。手間かかるぅ‥‥。一旦晩ご飯。

 さて、まずは内側底面を市松状に貼っていく。ひとマス9cm。紙を切るのがたいへんだったけど、貼るのはもっと気が遠くなる。

 次は内側側面。これも市松状に。倍のサイズになって、角のところなど、思ってた以上にたいへん。でも内側が終わるとあとは一気にいけそう。

 次は外側側面。ここは1枚で貼れるから一番簡単だったな。

 で、最後は外側底面。二分割という方法もあったけど、対象にならないような気がして三分割でいくこだわり。そのこだわりあまり意味なかったなと後で感じた。
 ピン!と張るよう仕上げにうっすら霧を吹いて乾くのを待って‥‥真夜中零時、はい最初の写真のとおり完成。貼り始めてから3時間もかかりました。_| ̄|〇
 中の電球も市松状に色を変えてあるです。

 全面貼り替え、いつかはその日が来るだろう、いつかは貼り替えなくちゃと思っていたけれど、結局こうしたアクシデントに見舞われないとやらないからなぁ。結果オーライ。

 ここまで細かく記録しておきながら(写真は他にもあります)、いつかひょっとしたら参考になるかもしれないと、障子紙の切り方を中心に、ノートにも書いておくのでありました。

 そして翌日、それはそれでその日がやってきたのであった‥‥。